タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。
ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。
ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。
※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。
ソードの3(Swords 3) イメージ
ソードのスートは、損失や敗北など人生における悲哀がテーマ。
ソードの3のカードを見てみると、ハートにソード(剣)が3本刺さっています。
この絵からのイメージの通り、ソードの3はとにかく心が痛いカードです。
ソードのスートのテーマは、損失や敗北など人生における悲哀。
なので、悲しみや辛さを意味するカードのオンパレードなのですが、中でもソードの3はかなりヘヴィー。
ぼろっぼろに心が折れてた感じです。
だって、ハートに直接ソードが刺さってますからね・・・。
正位置では、グッサグサに心が傷ついていることを表します。
逆位置では、グッサグサに心が傷ついているんですが、2回目なので痛み耐性ができていることを表します。
逆位置になったからといって、痛みはやわらぎません。
外科的な手術を意味することもあるのですが、その場合も、正位置も逆位置も手術はします。
逆位置は2回目だからちょっと慣れてるよね、痛みも少ないよね、みたいな感じ。
(痛みが少ないなんてことはないんだけど、カードのイメージはこうなんです・・・)
正位置も逆位置も、とにかく痛いです。
ソードの3のカードは、何度行っても慣れない歯医者さんみたいなものですね。
ソードの3(Swords 3) 意味
基本の意味 正位置
状況の厳しさ、心が深く傷つく、終わり、分割、別れ、失敗、損失、破局、三角関係、古い考えや環境を捨て新しいものを取り入れる、別れて良かった恋愛、離婚、別居、移転、損失を体験し成長する、必要な外科手術、中絶をひきずっている人、ケガ注意
基本の意味 逆位置
別れ、失敗、損失、思ったよりも苦痛の少ない外科手術、混乱、無秩序、不倫の恋、精神的疲労、反道徳、あまりつらくない別れ、失恋
※正位置とほぼ同じ意味を持つ(以前に経験したことなので以前より痛みは小さい)