タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。
ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。
ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。
※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。
ソードの4(Swords 4) イメージ
ソードのスートは、損失や敗北など人生における悲哀がテーマ。
ソードの4のカードには、ベッドに横たわった人物とソード(剣)が描かれています。
そして、横たわる人物の真横には、いつでも戦いに出かけられるようにソード(剣)が置かれています。
眠るときも枕元に日本刀を置いる戦国武将みたいですよね。
ソードの4のカードのイメージは、まさに戦国武将。
常に戦が続いている中で、今回の戦いに敗れてしまったのです。
正位置は、次の戦いに向けて休息を取っていることを表します。
この休息は、本人の希望での休みというよりも、休まざるをえないぐらい疲弊しているというニュアンスになります。
ここで休んでおかないと死ぬぞ、みたいな感じ。
逆位置になると、しっかりと休息を取って気力・体力が回復、再び戦いに出ることを表します。
ソードの4の逆位置が意味する再起は、かなり強いもの。
次に負けたらあんた死ぬよ、ぐらいの意味合いになります。
というか、それぐらいの強い意志で今回はやり遂げろってことなんですけどね。
ソードのカードに共通して言えることですが、ソードのスートは生きるか死ぬかみたいなスリリングなヒリヒリ感のあるので、戦のイメージに重ねるとニュアンスが理解しやすいかも。
ソードの4(Swords 4) 意味
基本の意味 正位置
今は休息すべき時、解決のめどは立たない、休みをとる、今休むことでより高いところを目指せる、充電、孤独、待機、静止、ストライキ、ボイコット、自宅謹慎、激務からの解放、リフレッシュするための旅行、瞑想、秘密、隠れる、墓参り
基本の意味 逆位置
復活、再生、再開、過去を一新する行動、攻撃的で大胆な行動、ストレスに立ち向かう行動(逃げ出してはいけない)、病気からの回復、社会への復帰、仕事の再開、失ったものを取り戻す、愛を引き寄せる、次に休んだら二度と起き上がれない(今回はやり遂げること)