夢も希望もないド貧乏「ペンタクルの5」

占い
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タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。

ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。

ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。

※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。

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ペンタクルの5(Pentacles 5) イメージ

ペンタクルのスートは、お金や物質に関することがテーマ。

ペンタクルの5のカードは、大貧民カードです。

持っていたお金(物質)をすべて失ってしまいました。

ペンタクルの5のカードを見てみると、なんとも悲惨ですね。

よれよれです。

ぼろをまとって、雪なのに裸足で、一方の人物は松葉づえ。

教会の窓には暖かい灯りがともっているのに、それにも気づいていません。

しかも、ひとつ前のペンタクルの4のカードでは、お金にがっつり執着してた人が!って感じなわけです。

頑張ってひと財産築いた人が、貧乏に転落しちゃったんです。

平民のお金がないの感覚とは違います。

ただの貧乏ではなくて、超がつくほどの貧乏です。

これポイント。

正位置では、そのままド貧乏です。

逆位置になると、ド貧乏から少しだけ上向いてきます

教会の灯りにも気づけるぐらいの心の余裕がでてきた状態になります。

でも、逆位置でもお金持ちに戻れるわけではありません。貧乏のままです。

それから、お金がないと心にも余裕がなくなってしまうものです。

ペンタクルの5のカードは、そうした心の貧しさも表します。

イメージとしては『昭和枯れすすき』です。

あ、秒で億を稼いでたけど全財産失った投資家さんとか、青〇王子さんとかも、ペンタクルの5の状態を経験している人ですね。

この方たちの例のように、稼ぐ能力はある人なのでド貧乏からの復活もできます

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ペンタクルの5(Pentacles 5) 意味

基本の意味 正位置

不幸のどん底、転落、あらゆる意味での損失、失業、物質的トラブル、欠乏、失敗、貧乏、経済的なピンチ、金銭や友人に恵まれない、崩壊、不安定、孤独と憂鬱、精神的混乱、不健康、自分の力ではどうにもできない

基本の意味 逆位置

どん底からの好転、職が見つかる、新しい収入、経済的な余裕が出てくる、人生の展望が明らかになる、運が向いてくる、救済と希望、危機の克服、信念が戻る、健康の改善、視野が広がる、精神的な目覚め、恋愛に絡む出費

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