問題に立ち向かう人・逃げる人「ソードの6」

占い
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タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。

ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。

ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。

※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。

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ソードの6(Swords 6) イメージ

ソードのスートは、損失や敗北など人生における悲哀がテーマ。

ソードの6のカードでは、これまで正面からぶつかってやり込められてきた“損失”という敵から逃げること選択します。

ソードの3でぐっさぐさにやられ、ソードの4で休息してまた戦いに出て、ソードの5でだまし討ちにあって、やっと逃げることを思いついたソードの6。

ソードの6のカードを見てみると、川を渡る船が描かれています。

船に乗っている人物は、衣服を頭からかぶり背中を向けています。

このイメージ通り、ソードの6の逃げるのニュアンスは、人目につかないように逃げるニュアンスになります。

江戸所払いのイメージですね。

本人からすると、逃げることはかっこ悪いことなのかもしれません。

積極的に逃げたいわけではなく、逃げる選択のほかに道がないぐらいの感覚なのです。

正位置では、状況を好転させるため、問題はあるけどとにかく先に進む気持ちで問題から逃げます

なので、実は問題は解決してません。

横に置いておいてってやつです。

恋愛では、浮気を問い詰めても「その話しはまたいずれゆくり」とか胡麻化して、何事もなかったようにすーんとお付き合いを続けていく男のイメージです。

逆位置は、逃げることに失敗しました。

問題にはまったまま前にも後ろにも行けなくなってしまっている状態です。

逃げ回っている下手人ですね。

恋愛では、浮気を問い詰めたら「相談に乗ってただけ」とか「同僚も一緒にいた」とか、中途半端な言い訳をして深みにはまっていくパターン。

GPSで証拠あがってるっちゅうねん。

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ソードの6(Swords 6) 意味

基本の意味 正位置

過去の損失から逃れる、困難の後にくる成功、問題はあとに残し先に進む、過去はおいていて先に進む、状況はゆっくり好転、転換期、困難は終わる、肯定的な考え、態度の変化、協力者、移転、転勤、つらかった状況はよくなる、おいてけぼり、水辺の旅行

基本の意味 逆位置

困難から抜け出せない、計画の挫折、相手の態度を改めるのに苦労する、すぐには解決しない問題、スランプ、強い干渉で思うように進まない、多くの障害、他人の争い、時間や連絡のミス

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