この世の終わりぐらいの絶望「ソードの10」

占い
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タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。

ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。

ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。

※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。

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ソードの10(Swords 10) イメージ

ソードのスートは、損失や敗北など人生における悲哀がテーマ。

ソードの10のカード、ぐっさぐさです。精神削られまくってます。

精神的にどん底。闇、病み、止み、已み。

ドラマとかで「100回殺しても殺したりない」みたいなセリフで恨みを表現することがあります。

ソードの10のカードは、100回殺される側の状態、のイメージです。

正位置は、この世の終わりってぐらいの落ち込みや苦悩、傷心を表します。

財産を失ったり、仕事を失ったり、愛を失ったり、身をもがれるような辛さです。

恋愛では、突然の別れ(失恋)での落ち込み。

自分でやってしまったこと(自爆)で激しく落ち込んだときも、まれに出ます。

ソードの10の正位置が出たときは、対応策ナシなので、この苦しみを受けるしかありません。

逆位置は、正位置で受けた深い傷が次第に癒えてくることを表します。

困難な状況を援助してくれる人が現れるなど、光が差してきます。

恋愛では、相談に乗ってくれる人が現れたり(次第にその人の方を好きになっちゃったり)ね。

ソードの10のカードは、このように大切なものを失って傷ついたり、状況が崩壊することを意味するカードなのですが、同じような意味を持つカードに塔のカードがあります。

違いとしては、塔のカードは状況が崩れる側面が強いのに対して、ソードの10のカードは精神的にやられる側面が強くなります。

ある意味、ソードの10のカードの方が、キツい。

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ソードの10(Swords 10) 意味

基本の意味 正位置

予期せぬ破滅、苦悩、困難、損失と敗北、方針の変更、計画の挫折、作戦の失敗、墓穴を掘る、どん底、人生の方向性を見失う、離婚、別れ、破産、分裂、不運、崩壊、失敗、災難 ※対応は取れないので覚悟するしかない

基本の意味 逆位置

強い力を持つ人からの援助、悪い状態は改善される、態度を改める、援助を求め受け入れる、問題の解消、光が見えてくる、病気は快方に向かう、人を信じる心で好転する、希望が戻る

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