タロットカード、小アルカナのコートカード(人物カード)の意味を解説していきます。
ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。
ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。
※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。
ソードのナイト(Knight of Swords) イメージ
コートカードは、人物の特徴を表すことがほとんどです。
ペイジ(小姓)のカードは、子供(男女ともに)。
ナイト(王子・騎士)のカードは、35歳ぐらいまでの若い男性。
クイーン(女王)のカードは、女性全般。
キング(王)のカードは、35歳以上の落ち着きのある男性。
年齢や性別に関わりなく、
そして、ソードのコートカードの人物は、賢く仕事ができて、
ソードのナイトは、知的で、常に刺激を求め、探究心・好奇心が強い男性。
鋭い審美眼を持っている人でもあります。
正位置では、興味を持ったら即行動の突然現れる人です。
サプライズが好きとかではなく、本場のサッカーが見たいと思ってイタリアにサクっと行っちゃうようなタイプです。
行動の原動力は、自分の知的好奇心です。
恋愛は、自分の興味を掻き立てられているうちだけ、のタイプ。
相手のことを全部知ってしまうと、どうでもよくなちゃう人です。
釣った魚に餌をやらない以上にドライ。
刺激を求めるところが強いので、全部知っちゃうと終わっちゃうんですよね。
逆位置は、興味を失ったら突然去る人です。
新たな刺激を求めて新たな旅に出る、自由人すぎる人。
流行にすぐ乗る人、さらっと手のひら返しする人でもあります。
こないだまでジャニって言ってたのに、時代はK-POPだね、とか言っちゃうタイプ。
恋愛では、突然相手を振ることができちゃう人です。
ドライを超えてツンドラです。
人にはそれぞれの判断基準があるわけですが、ソードのナイトはその基準がとにかくドライなんですね。
ソードのナイト(Knight of Swords) 意味
基本の意味 正位置
突然現れる人、探究心旺盛、知的好奇心、公正で平等、刺激を求める人、自由を好む、頑固で意見を曲げない、攻撃的、競争、皮肉屋、時に嫌味も言う、思いきった行動の取れる時、ハプニング、ユーモアのある鋭さ(毒舌)
基本の意味 逆位置
突然去ってしまう人、狭量で判断を間違う、公平を欠く人、偏見、横暴、出しゃばり、心が狭い、強い非難、残虐性、限界のある知性、気まぐれ、女性を傷つける、うぬぼれ、常に刺激を求めるため仕事が続かない、突然振る、突然の転勤