タロットカード、小アルカナのコートカード(人物カード)の意味を解説していきます。
ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。
ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。
※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。
ペンタクルのペイジ(Page of Pentacles) イメージ
コートカードは、人物の特徴を表すことがほとんどです。
ペイジ(小姓)のカードは、子供(男女ともに)。
ナイト(王子・騎士)のカードは、35歳ぐらいまでの若い男性。
クイーン(女王)のカードは、女性全般。
キング(王)のカードは、35歳以上の落ち着きのある男性。
年齢や性別に関わりなく、
そして、ペンタクルのコートカードの人物は、勤勉で実直な人、
ペンタクルのペイジは、現実主義で行儀のよい、少し内向的な子供・若者です。
目で見て確かめることが好きなので、アニメやマンガなどの虚像のの世界よりも、結果がしっかりでる勉強が好き。
中でも、答えがひとつの数学や化学が好き。
正位置では、真面目に勉強に取り組む様子や、我慢強く物事に取り組む姿勢をもった人を表します。
子供でもちょっと大人びた子、学級委員や生活委員タイプです。
恋愛では、真面目すぎて告白に気づかない、真面目すぎて天然になっちゃうタイプです。
逆位置は、勉強嫌い、というよりも、勉強する意味・必要がわからない感じ。
不良ではないけど、勉強しない子や不登校の子、です。
大人の場合は、永遠の中二病。
故・尾崎豊さんのイメージですね。
恋愛では、恋愛をメリット・デメリットで考えるタイプです。
恋愛、なにそれおいしいの?とか、同情するなら金をくれの感じです。
ペンタクルのペイジとの恋愛は、正位置でも逆位置でも、恋愛の楽しさがあまりない恋愛になりがちかも。
物質的には幸せだけどね。
また、ペイジのカードには、ニュースの意味もあります。
ペンタクルのカードは、正位置では価値あるニュースや役立つ情報、逆位置では価値のないニュースや無駄な情報になります。
ペンタクルのペイジ(Page of Pentacles) 意味
基本の意味 正位置
思慮深く物静かな人、穏やかで勉強好きな子供、目で見えることのみを信じる人、我慢強く責任感がある、心が広くおとなしい、用心深い、環境や経験から学びとる、向学心、集中力、適応力、学業、進学、優等生、役立つ情報、自分の心の中のメッセージを聞く
基本の意味 逆位置
反抗的な態度、妥協ができない、学び取ることができない、経験を活かせない、孤独、軽率、誤解、浪費、進学しない、お金がたまらない、理屈だけで行動しない、大切なメッセージを無視してしまう、プチ家庭内暴力、ひきこもりがち、中二病