タロットカード、小アルカナのコートカード(人物カード)の意味を解説していきます。
ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。
ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。
※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。
ソードのキング(King of Swords) イメージ
コートカードは、人物の特徴を表すことがほとんどです。
ペイジ(小姓)のカードは、子供(男女ともに)。
ナイト(王子・騎士)のカードは、35歳ぐらいまでの若い男性。
クイーン(女王)のカードは、女性全般。
キング(王)のカードは、35歳以上の落ち着きのある男性。
年齢や性別に関わりなく、
そして、ソードのコートカードの人物は、賢く仕事ができて、
ソードのキングは、常に冷静で、客観的に公平なジャッジを下す男性。
ある意味、ドライな人です。
正位置は、いい感じにドライな人。
仕事は仕事をする場所であって仲良しクラブではない、という人ですね。
冷静で客観的に状況を判断します。
情に動かされることはなく、また、メリットデメリットでもなく、あるのはこの人の心の中にある正義の基準です。
なので、公私混同はしません。
恋愛では、精神的な自立した恋愛を求めるタイプです。
自分のことは自分でしろ、みたいな人ですね。
でも、優しくないわけではありません。
普段は冷たいと感じることが多いけど、トラブルに見舞われたときに迅速に対応して守ってくれるようなタイプです。
逆位置は、悪い感じにドライな人です。
冷たい、神経質で意地悪、怖い・・・。
自分の意見は絶対なので、人の意見を受け入れることはまずありません。
論破してくるタイプです。
恋愛では、とにかく自己中心的です。
自分の言うことだけを聞いていればいい、自分のやり方に100%したがってもらう、というタイプ。
相手を尊重するとか寄り添うという感情はゼロです。
賢いし、仕事もできるんだけど、人としての感情が欠けているような人です。
ソードのキング(King of Swords) 意味
基本の意味 正位置
経験から築いた強い精神力、優れた知性と眼識、公正な判断を下す人、知的議論を好む、他人の言葉にも耳を傾ける人、分析力、正義、仲裁者、弁護士、役人、警察官、知的職業、スペシャリスト、公私混同は絶対にしない人、最高決定者、基本的には優しいが怠け者には厳しい
基本の意味 逆位置
不公平な判断を下す人、危険な人、怒りっぽい人、冷たい人、残忍、残酷、乱暴、衝突、利己的、計算高い、陰謀を企てる、復讐に手段は選ばない、敵対者には執拗な攻撃をする、不正行為、法律上のトラブル、冷静すぎて怖い人、神経質