タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。
ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。
ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。
※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。
ワンドの4(Wands 4) イメージ
ワンドのスートは、仕事に関することや、争い・競争がテーマ。
ワンドの4では、これまで頑張ってきた仕事に落ち着きが出てきます。
ワンドの4のカードを見てみると、男性と女性が花束を掲げて喜んでいる様子が描かれています。
嬉しいこと、喜ばしいことがあったことが見てとれます。
そして、奥には子供たち。
もしかしたらこの2人の子供かもしれません。
この絵を見ただけで、何かを達成して穏やかさや平和を手に入れたというイメージがわいてきます。
ワンドの4は、正位置も逆位置も、幸福感や穏やかさ、平和でのどかな生活を表します。
(逆位置ではその意味は少々弱まります)
ワンドの4のカードのこの幸福感や穏やかさのポイントは、自分が頑張った成果であることです。
仕事を頑張った結果キャリアを積むことができました。
恋愛の相手との関係を築くことにも頑張ってパートナーシップを手に入れました。
なのです。
なんとなく幸せが手に入っちゃた(これはカップの9かな)ではなく、親から受け継いだもので幸せになっちゃった(これはペンタクルの10かな)でもないのです。
イメージとしては、大手企業の社員の人生かな。
就職して普通に昇進して、社内恋愛で結婚して、子供ができて、家を買いました。みたいな。
ささやかだけれどもとっても幸せ。
これがワンドの4です。
ワンドの4(Wands 4) 意味
基本の意味 正位置
幸福、愛情、繁栄、平和でのどかな生活、恋愛・仕事・健康などの試みは成功する、実りある結果、成就、調和、実現、ひとまずの完成、安定、結婚、安住、ロマンス、努力の結果、争いが鎮まる、成功と安全
基本の意味 逆位置
幸福、愛情、繁栄、平和でのどかな生活、恋愛・仕事・健康などの試みは成功する、実りある結果、成就、調和、実現、ひとまずの完成、安定、結婚、安住、ロマンス、努力の結果、争いが鎮まる、成功と安全
※多少弱まるが正位置とほぼ同じ意味、平凡の意味合いが強くなる