真面目一本槍、職人気質の「ペンタクルの8」

占い
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タロットカード、小アルカナの意味を解説していきます。

ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手(リーダー、占い師)のセンスによって意味が変わってくることもあります。

ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。

※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。

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ペンタクルの8(Pentacles 8) イメージ

ペンタクルのスートは、お金や物質に関することがテーマ。

ペンタクルの8のカードに描かれた人物は、ペンタクル(金貨)をコツコツと積み上げる職人です。

壁にはすでに完成したペンタクル(職人が作った物)が5つもあります。

でも、この職人はコツコツと作り続けます。

ペンタクルの8のカードに描かれた職人は、手抜きやサボりが嫌いな真面目一本やりの職人さんなんです。

こうした職人に象徴されるかのように、正位置は、何事にも手抜きせずにコツコツと頑張ることを表します。

仕事で確固とした地位を得ていても、新しいスキルを得ることに貪欲な人のイメージです。

通勤電車で資格のテキストを読んでいる人は、まさにペンタクルの8の正位置。

恋愛では、コツコツと思い出を積み上げていくような、一段一段着実にステップアップしていくような真面目な恋愛

面白味はないけれど、堅実で安定感抜群の恋愛です。

逆位置になると、手抜きサイコー! です。

できるのにやらない人です。

恋愛は、不誠実な恋愛になります。

うぬぼればっかり強い人との恋愛とか、金銭目当ての詐欺的な恋愛です。

ちなみに、職人を意味するカードには、ペンタクルの3もあります。

イメージとしては、ペンタクルの3は親方クラスの職人で、ペンタクルの8はまだ吸収する余白のある職人。かな。

ペンタクルの3の逆位置は、腕がイマイチなのに口だけは一人前の職人

仕事にあぶれて赤ちょうちんでクダまいてそうなタイプ。

ペンタクルの8の逆位置は、能力はあるのに手抜きする職人

親方でもある父親に反抗して、家を飛び出してそうなタイプ。

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ペンタクルの8(Pentacles 8) 意味

基本の意味 正位置

より高収入への可能性、新しいことへの挑戦、将来認められる可能性、職業訓練、資格取得、スキルアップ、研究、計画の達成、商売、準備、仕事の達人になる、新たな道、自己発見、完成、雇用、契約、仕事の旅は吉、コツコツ一途に頑張る、思い出をコツコツ作る恋愛

基本の意味 逆位置

能力はあるのに手抜きをする、道徳心の欠如、詐欺、横領、脱税、裏工作、うぬぼれが強い、自滅していく人、人を踏み台にする人、幻滅、志のない人、空しさ、知識・技術の悪用、できるのに頑固で自滅する人、やればできるのにやらない人

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