タロットカード、小アルカナのコートカード（人物カード）の意味を解説していきます。
ここでは、ライダー・ウェイト版を使って説明していきます。
実際の占いでは、カードのコンビネーションなどによって意味が強まったり弱まったり、また、読み手（リーダー、占い師）のセンスによって意味が変わってくることもあります。
ここで紹介するイメージは、あくまで筆者のイメージであり、意味はごくごく基本的なものです。
※『占いnote』に掲載された記事を修正・加筆・再構成して掲載しています。
ペンタクルのナイト（Knight of Pentacles） イメージ
コートカードは、人物の特徴を表すことがほとんどです。
ペイジ（小姓）のカードは、子供（男女ともに）。
ナイト（王子・騎士）のカードは、35歳ぐらいまでの若い男性。
クイーン（女王）のカードは、女性全般。
キング（王）のカードは、35歳以上の落ち着きのある男性。
年齢や性別に関わりなく、
そして、ペンタクルのコートカードの人物は、勤勉で実直な人、
ペンタクルのナイトは、現実的で頼れる男性、実利主義の男性です。
目で見て確かめることを大切にしているので、お金を扱う仕事をしている人に出ることも多いです。
正位置では、勤勉で頼れる人、誠実で責任感のある人を表します。
クソ真面目な公務員タイプです。
恋愛でも、超真面目。浮気は絶対しないタイプです。
真面目すぎて面白みに欠けるところがちょっと難点かもしれません。
でも、仕事にも真面目だし、お金の計算は得意だし、浪費もしないので、旦那さんにするには最高かも。
逆位置は、怠惰で不誠実、責任感もなく、仕事も中途半端な人を表します。
働くことから逃れるためにフリーターや非正規を選んでいるようなタイプです。
会社員であっても、窓際とかリストラ候補にいの一番に上がる人。
ある意味、実利（自分のメリット）を優先しているからこうなっているんですが。
恋愛では、不誠実極まりない人になります。
浮気性とかではなく、自分のメリットを中心に考えているので、相手の感情というものをすっぽり忘れている感じ。
繰り返しお金を無心するようなクズでもあります。
良く言えば・・・
宵越しの金は持たないとか、浮気は芸の肥やし、飲む打つ買うの三拍子っていう昔の芸人さんタイプ、かな。
ペンタクルのナイト（Knight of Pentacles） 意味
基本の意味 正位置
勤勉で頼れる男性、辛抱強く努力する人、誠実で責任感のある人、思慮深く親切、仕事熱心、現実的、保守的、慎重、常識人、恋愛では心変わりない人、浮気はしない人、公務員タイプ、貯金など金銭にかかわること
基本の意味 逆位置
軽率で道徳心のない人、独善的視野、生活能力がない人、無責任、どん欲、詐欺的行為、惰性、逃避的、内向的、不活発、古い慣習にとらわれる、権威に弱い、悪い仲間、非正規雇用、雇用の不安定（リストラの対象）
